特別養護老人ホームとは

「特別養護老人ホーム」は、どのような施設ですか？

「要介護高齢者のための生活施設」であり、「入浴、排せつ、食事等の介護、その他、日常生活の世話、機能訓練（生活上のリハビリ）、健康管理、および、療養上の世話を行う」介護施設と定義されています。
　治療の場である医療機関での入院と異なり、介護を受けながら長期間に渡って生活していただく場となります。

「老人保健施設」との違いは？

老人保健施設は、3～6ヵ月程度の期間の入居を前提に、医療的ケアや介護を受けながら、リハビリに取り組み、在宅復帰を目指すための施設という違いがあります。
　特別養護老人ホームより医師や看護師、理学療法士など医療スタッフの配置が多くなっていますが、老人保健施設は、原則、長期間の入所はできません。

リハビリはどのぐらいできますか？

特別養護老人ホームは、病院や老人保健施設と違い、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ専門職から機能回復のための専門的なリハビリを受ける場所としての役割が低いため、入居者様自身がもつ能力を最大限に発揮していただけるよう“生活のなかでのリハビリ”に努めています。

入居相談、申し込みなど

相談、申し込みはどこにすれば良いのでしょうか？

施設に直接ご相談、お申し込み頂きます。

相談は平日のみですか？

ご家族のご都合に合わせて、土日祝日でも可能です。
事前にお電話でご予約をお願いいたします。

申し込みは、伊勢原市民のみですか？

広域型の施設ですので、居住地及び住民登録の場所は問いません。

現在入院中ですが申し込みできますか？

可能です。

入居の条件はありますか？

特別養護老人ホームの入居者は、原則、要介護３以上の方が対象となります。

見学や体験入居はできますか？

コロナ禍においては、施設内の感染防止を目的として、見学は控えていただいております。（終息した場合には可能です。）

ユニット型特養とはどのような施設ですか？

ユニットという１０名のグループごとに介護を行います。ユニットごとに専任の介護職を配置していますので、おひとりお一人に合わせた個別ケアを行うことができます。
居室は全室個室でプライベート空間が確保できます。
自宅の生活空間に近づけ、入居者の個性を生かして暮らしていかれるよう、例えばお気に入りの家具の設置、ご家族の写真、好きな絵画を飾るなど、ご自宅での生活と同じようにお使いください。（居室内の移動など安全が確保できる範囲でお願いしております。）

費　用

1か月いくらぐらいかかりますか？

負担割合、負担限度額認定証の交付などの状況により異なります。
料金表をご確認いただくか、ご相談の際に遠慮なくお尋ねください。
→料金表はこちら

オムツ代や車椅子の費用は別にかかりますか？

介護保険の報酬に含まれていますので別途負担はいりません。

生　活

決まった時間に起床、消灯など集団生活が苦手で心配です。

家庭での暮らしと同じく、ご本人のペースで生活して頂けます。

洗濯や本人の部屋の掃除は、家族が対応する必要がありますか？

施設で対応します。洗濯たたみなど簡易な家事は、ご本人ができる範囲で生活リハビリとして一緒に行って頂くこともあります。

冷蔵庫やテレビは部屋に持ち込めますか？

可能です。ただし、施設が定めた電気代をご負担頂いております。

おやつなどの差し入れはできますか？

可能です。

延命措置は望まず施設で看取ることは可能ですか？

可能です。ご本人、ご家族のご意向を尊重しながら対応させていただきます。

医　療

施設の嘱託医が原則、週に1回往診します。
必要に応じて歯科、眼科、皮膚科の医師の往診を受けることも可能です。また、寒川病院が協力医療機関となっております。

入居中の健康診断は？

年に1回施設への出張健診で受診して頂いております。費用は施設が負担します。

酸素、胃瘻、吸引などの対応は可能ですか？

個別にご相談ください。

コロナ禍の対応

面会はできますか？

窓越し面会となります。

外出や外泊できますか？

今はコロナ感染防止対策として、控えて頂いております。終息後の通常時は可能です。